先のブログに書いた通り、日曜日、308 Meetingへと、名古屋は、ノリタケの森へと行って来た。 名古屋に単身赴任していながら、308ミーティングのために名古屋に訪れる、これって何か変な気分(苦笑) 天候は、ご存じの通り、雨、それも終日、雨、いやはやホントに参った(大汗)
日曜日、目覚めると前述の通りの雨、しばし悩んで一度は156とも思ったが、すでに308で行く事は告知済、また欠車だらけだとミーティングも成立しないので、意を決して、そぼ降る雨の中、ガレージを出ると、不思議なモノで、一度、雨に打たれてしまうと、強く降ろうが弱かろうが、汚れるには変わりもなく、気にもならなくなる。
今回、東組のツーリングは、海老名SAを05:45スタート、個人的には少し早めに行き、マンション自室へと寄ってから行こうと思っていたので、参加表明をしないで、状況に応じて合流しようかと思っていた。 しかし身支度に手間取っている内、遅れてしまい、結局05:45は、東名本線に乗ったとはいえ、まだ港北PA、焦る事はない、どうせ何処かで追い付くだろうとタカを括った。 幸いにも、雨は小雨、ワイパーは、時折作動させるだけで視界は充分確保、その内、雨も止むだろうと思っていた。
早朝とはいえ、まだ漆黒の闇、メーターを確認すると、とにかく暗く、アレ!こんなに暗かったかな?と首を傾げたくらい。 照度を上げようと、メーターナセルにある照度調整のツマミを回したモノの、やがて手応えが無くなり、真っ暗となってしまった。 いやはや余計な事をしてしまったと後悔、こうなれば、ミーティング会場にて、その道の達人に修理方法をお尋ねるしかないと諦めた。 しかし陽が昇り始めると、雨とはいえ、一応明るくなって、メーターの目視が可能となって、事無きを得た。
雨は一向に止む気配なく、強くなったり弱くなったりの繰り返し、御殿場ICを超えて新東名へと入ると、行き交うクルマもグッと少なく、おまけに雨も上がり、雲間から陽射しもこぼれた。 ここはシメタ!とアクセルオン、もちろん油断は禁物ではあるが(冷汗) 新東名を308で走るのは初めて、自重を心掛けたが、平坦性が良過ぎてツイツイ踏み過ぎてしまった(大汗) やがて浜松を超えると、現東名は三ヶ日JCTへと向かう連絡道、すると見慣れた丸4灯のテールランプが視界に入った。 ここで東組ツーリング部隊とやっと遭遇、そのまま帯同して行きたかったがオーバーテイクさせていただき、現東名、伊勢湾岸道、名古屋高速と一気に走って、錦橋ICで下車、名古屋駅前を通過して、ノリタケの森へと到着したのは8:45、港北PAからちょうど三時間、降雨のドライブにしては上出来だった。
パーキングゲートにはKatsuさんが待機、チケットをいただき、カッパ姿のクワトロ会長自ら誘導されて、指定されたポジションFに駐車して完了、しかし雨脚は強く、ドアを開けると吹込む始末。
こんな天候もあって、18台の参加予定は15台へと減車、この雨ではやむを得ない。 早速、他308オーナーの皆さんとご挨拶、お会いするのは昨年の琵琶湖畔のミーティング以来、また新たにオーナーとなられた方もおり、互いに挨拶を交わして、そこかしこで雨中の308談義が始まった。 またスクーデリアとロッソの取材もあって、担当者であるHさんが副会長と共に来場、精力的に撮影他取材を熟されていた。 Oyaziesのメンバーと言えば、yoshiaro様のみ、残念ながら、くろぴー様とトンネルバック様が御欠席。 参加者全員が到着した後、雨天とあって園内にある森村・大倉記念館の一室をお借りして、会場内における諸注意の伝達と参加者各自の自己紹介を兼ねたミーティングとなった。
さて今回のミーティング、開催が告知された後、ヘタレのワタクシとしては珍しく、早々に参加を表明、クワトロ会長には、万難を排して参加いたしますとお伝えした。 実はノリタケの森、それほど素晴らしいロケーションであり、気分はべブルビーチのコンクールデレガンス、あの芝の上だったらと、即座に参加表明したのが内情。 それにしても、良くぞお借りできたモノと感心していると、聞けば、ノリタケの森においても、今回の様な私的なミーティングに提供するのは初めてと言う。
今回、ご厄介になったノリタケの森担当者であるS様とクワトロ会長は旧知の間柄、S様より、日頃から懇意にしているクワトロ会長の達て依頼とあって、例外として快く提供とあった。 世辞は抜きで、正にクワトロ会長のご人徳の賜物、そんなご縁がなければ、到底、お借りする事などできないノリタケの森である。
前述の通り、参加車両は15台、皆さん、雨の中、諸々のトラブルを抱えながらの到着、かく言う最終年式の1985年製でさえ、メーター照明の消失だから、何をか言わんやである(苦笑) ちなみに、ツマミを回している内にメーター照明は復活、要は左に回し過ぎただけだった(恥) この308ミーティングも、ツールドみちのくと同様に、スノビズムやヒエラルキーは皆無、上から目線やモデルの上下など存在しない、単に308好きの集まり、和気藹々でホント楽しい。
この後、園内へと出たが、相変わらずの雨模様、濡れたカーペットのような芝の上で雨に打たれて佇む308達を観ていると、こんなシーンは後に先にも今回限りかも知れないと、そう思うと、俄然、撮影する気になって来た。 ご覧の通り、ノリタケ旧工場の煉瓦造りの建屋が、雨に霞んでシックな雰囲気を醸し出している。 撮影に雑談をしていると、時間は11:00を少し回り、園内のレストラン・キルンにてランチとなった。 ランチは先発後発に別れて交互にランチすることで、308を不埒なギャラリーから守るといったアイデア、なるほど!
ワタクシは先発、同席させていただいたのは、隣りはなぎら○壱似のナカさん、前は海○蔵張りの二枚目しいたけさん達。 フレンチのランチだったが、料理が登場する度、308談義も一旦停止、皆で都度撮影、ヤレヤレ考える事は、皆、同じであった(大笑) 最後にデザート&コーヒーをいただき、後発に代わるべく、キルンを退席、会場へと戻るも、雨は一向に衰えも見せないほど強かった。
この日は観光バスが数台、加えて日曜日とあって多くの来場者が見込まれたが、大雨のせいもあって、だいぶ閑散、心配された不埒なギャラリーなどいなかった。 もっとも、高級陶器であるノリタケを観に来るくらいの方々だから、そんな心配は杞憂だったかも。
ランチを終えると、再び森村・大倉記念館の一室へと移動、皆で持ち寄ったお宝のじゃんけん争奪戦、賞品となるお宝は実にマニアック、多くは308関連グッズとパーツ。 近年、クワトロ会長のじゃんけんパターンは見抜かれおり、接戦となった。 お宝が一通り、皆に行き渡って、楽しかったミーティングもお開き、降雨が強くなって一部参加者の方々はすでに撤収、時刻は15:00を超えたばかり、東へ向かうKatsu様・yoshiaro様と共にノリタケの森を後にした。
帰りは名駅ICから名古屋高速リング、大高線、伊勢湾岸道、現東名へと、308が3台、変態いや編隊走行が珍しいのか、周囲のクルマからは好奇な視線、先ずは音羽蒲郡ICでKatsu様が離脱、三ヶ日JCTにてyoshiaro様と別れて新東名を行った。 気分はCGTV、夕暮れ泥む薄暮、スモールランプを灯してランデブー走行、互いにファン!ファン!とファイアムのホーンを鳴らして、別れを惜しんだ。
三ヶ日からは一人旅、どうせ秦野中井ICからは渋滞必至、ノンビリと新東名を行った。 新東名は、さほど混んでおらず御殿場まで到達、時間がズレたせいか、先も順調、鬼門である大和トンネルのザグで若干渋滞、そのまま首都高へと思ったが、これが甘かった。 雨の首都高は事故の連発、ならばと横浜町田ICで下車、保土ヶ谷バイパスを行き、三ツ沢ランプから横羽線、羽田から湾岸線へと、首都高を阿弥陀くじのように走って渋滞回避、19:00を回った頃、やっと到着、長かった一日を終えた。 名古屋往復、約800km、意外や意外、疲れたと言うより、楽しかった。
翌月曜日、予てより代休を取得済、ゆっくり朝寝してから、下町の主治医のところへ健康診断、各部を点検、異常の無い事を確認後、陽が射し始めた午後、近くの洗車場にてスチームで下回りを高圧洗浄、自宅前にて洗車、果てはトップを外して天日干しで乾燥、それから丹念に磨き上げた。 思い起こせば、雨中の走行は2010年のツールドみちのく以来、したがって水を掛けて洗車したしたのも3年ぶり、傍から眺めると、心なしかキレイになったような。 何だか興が乗ってしまい、フロントのスモールランプカバーまで外して水滴を除去、そして高速を50kmほど走って、細部に残った水分を飛ばしてから、yoshiaro様の例に習って除湿剤まで設置、長い洗車を終えて、ガレージインとなった。
気が付くと、すでに17:00、当初は、夕方には名古屋へと戻るつもりだったが、午後から係きりのメンテでドット疲れて断念、本日、始発に乗って戻って来た。 実のところ、日曜日のミーティングもイイが、遠路から行く場合、出来る事なら土曜日の方がありがたいかな。 単身赴任の身なので、次の帰宅は、大抵2週間後が常、翌日曜日があれば、終日メンテができるので助かるモノでもある。
最後になりましたが、開催準備に奔走されたクワトロ会長、副会長、じむきょくちょ他皆様、たいへんご苦労様でした、また今年もありがとう御座いました。 代わって参加者の皆様には、雨中のミーティング、たいへんお疲れ様でした。 願わくば、来年こそ、会長がお書きの通り、我こそは晴れ男と異名を取る方に幹事となっていただき、秋晴れの快晴の下、開催となってもらいたいモノで御座います。 つきましては、併せて土曜日開催についても、ご検討の程、お願い申し上げます。 記念のプレート、大切に大事に使わせていただきます!